JR東海 リニア活断層対策なし 「地震に強い」は安全神話
日本共産党の辰巳孝太郎議員は26日の参院国土交通委員会で、JR東海が建設を進めるリニア中央新幹線について、熊本地震と同程度の地震を引き起こす危険のある活断層帯が路線を横切っているにもかかわらず安全神話を振りまいてきたJR東海と国の責任を追及しました。 辰巳氏は「最も重要な使命は安全であり、事業化の大前提だ」と強調した上で、リニアの路線が、糸魚川―静岡構造線断層帯、曽根丘陵断層帯などマグニチュード7超の地震を起こす危険のある七つの活断層帯を横切り、活断層の数は30を超えていると指摘しました。 辰巳氏が「活断層のリスクを評価し、対策をとっているか」とただすと、国交省の藤田耕三鉄道局長は「個別の…続きを読む