認可・契約でも便宜 「森友」問題で追及
日本共産党の辰巳孝太郎議員は10日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」の小学校の設置認可、国有地の借地・売却契約の過程で、国が便宜をはかってきたとただしました。 小学校設置認可を審査していた大阪府私学審議会では、森友学園の財政基盤の脆弱(ぜいじゃく)さや建築費の低さが当初から問題になっていたにもかかわらず、「条件付き認可適当」と認められました。 この背景について、辰巳氏は、私学審事務局が「条件付きで認可しかるべしとなると、国は(借地)契約に走る、そういう手はずになっている」と委員に説明するなど、国と府が異例の事前調整を行った結果だと指摘。「森友学園のための調整・協議を行ったのか」と追及しま…続きを読む