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国会会議録

背景に首相の政治姿勢 文科省局長逮捕

2018年07月06日

日本共産党の辰巳孝太郎議員は6日の参院本会議で、文部科学省の科学技術・学術政策局長が受託収賄容疑で逮捕されたことについて「事実とすれば言語道断だ」と批判。公文書改ざん・隠ぺい、財務省事務次官のセクハラなど、安倍内閣のもとで高級官僚による民主主義を根底から揺るがす重大問題が相次いでいる背景には、「国政の私物化を進め、ウソとごまかしを続けてきた安倍晋三首相自身の姿勢がある」とただしました。

安倍首相は「行政全体に対する国民の信頼を損なう事態となっており、行政府の長として責任を痛感している」というものの、「選挙で約束した政策を実現すべく内閣総理大臣としての職責を果たす」と開き直りました。

また、森友学園問題をめぐって辰巳氏が暴露した国土交通省作成の内部文書の調査を求めたのに対し、安倍首相は「(石井啓一)国交相が『どういう対応ができるか検討したい』と答弁している」としか答えませんでした。

2018年7月7日付赤旗より転載


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