放射線授業は不適切 団体の中立性問題
2017年5月8日

日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は、文部科学省が委託事業として全国の学校で行っている「放射線出前授業」について、8日の決算委員会で質問しました。 放射線出前授業とは、児童生徒等の放射線に関する科学的な理解の増進を目的とし、今年度の委託先を5月18日まで公募中です。 辰巳氏は、「君たちの体にも放射線がちゃんと入っている、良かったねえ」「何かあった時は、鉄板だらけの服着て歩いちゃう」と発言するなど不適切な授業が昨年堺市で行われたことを取り上げました。文科省の藤原誠初等中等教育局長は「重く受け止め、再発防止策を講じた」と答えました。 文科省は、授業を「中立公正に実施できる」ことを委託の条件としています…続きを読む