タクシー適正化成立 労働実態告発し賛成
(写真)質問する辰巳孝太郎議員=19日、参院国交委 タクシー適正化・活性化法改正案が20日の参院本会議で、日本共産党など賛成多数で可決、成立しました。 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は19日の国土交通委員会で、タクシー事業の規制緩和で供給過剰となり、運転手の長時間・低賃金労働がまん延する実態を告発。供給削減の命令措置の対象となる「特定地域」の指定など実効ある改正法の運用を求めました。 辰巳氏は、大阪で、初乗りが特に安い「下限割れ運賃」や、5000円以上の料金を半額にする極端な遠距離割引を認めた結果、運転手が長時間労働を強いられ、業界全体の労働条件と安全性を引き下げていると指摘。改善を要求しまし…続きを読む