公文書改ざん 官邸ぐるみ 事前に把握 明白
「官邸ぐるみで改ざんしたのではないか」―。日本共産党の辰巳孝太郎議員は16日の参院決算委員会で、森友学園との国有地取引をめぐって、官邸が決裁文書改ざんの可能性を事前に把握していたはずだと追及しました。 辰巳氏は、財務省が決裁文書の改ざんが始まったと説明している2017年2月下旬までの動きを時系列で提示(年表)。同年2月22日には、財務省の佐川宣寿(のぶひさ)前理財局長、太田充理財局長、中村稔総務課長が菅義偉官房長官に国有地売却について報告し、同24日には、菅官房長官が記者会見で「決裁文書にはすべてが書かれているんじゃないでしょうか」と言及しています。 辰巳氏が22日の報告に中村課長が同席した理…続きを読む