コータローの国会レポート㊿我々自身のたたかい (大阪民主新報より転載)
2015年11月15日
ダブル選挙がいよいよ始まりました。「自民党の候補者の名前を書くのは初めてだ」と戸惑う人もおられるようです。
しかし考えてみて下さい。沖縄では共産党も元自民党の翁長さんを応援し、沖縄1区では保守の人も「赤嶺政賢」と書いてくれました。オスプレイ反対と辺野古基地を作らせないという保守から革新までの一点共闘があったからこそ、翁長知事はブレずに闘うことができるのではないでしょうか。
住民投票以降の反維新の共同は知事・大阪市長両候補の公約にも影響を与えています。くりはら貴子知事候補は「子ども医療費助成の拡大」「カジノより防災対策」、柳本あきら市長候補は「特養の建設促進」「温かい中学校給食」「住宅リフォーム条例」「公契約条例」などを掲げており、これまでの私たちの住民要求が反映されているではありませんか!
ダブル選挙は我々自身のたたかいです。何しろ維新政治と正面から対決してきたのが、たたかう労働組合はじめとする民主団体、そして共産党だからです。この「異質で異常」な危険をもつ維新政治ストップの旗印を鮮明に掲げてたたかう2人を応援することは、当然のことです。
2人の街頭演説も聞きました。自らの意に沿わなければ「専決」「再議」でゴリ押ししてきた維新政治に振り回されてきた2人の怒りがビンビン伝わります。演説後、くりはらさんに声をかけると「たつみさん、高校の後輩やね!」と元気な声が返ってきました。同じ先輩でもあの人とは全然違う(笑)。全力で頑張ります!
(辰巳孝太郎 日本共産党参院議員 月1回掲載)