コータローの国会レポート ⑦大きな節目の1週間 (大阪民主新報から転載)
2013年11月24日
11月5日の国土交通委員会での「脱法ハウス」についての初質問を終え一息つく暇もなく、7日にはJR北海道のずさんな安全管理についての集中審議が行われ、僕も質疑を行いました。JR北海道の責任はもちろんですが、国が毎年行っていた監査のずさんさも浮き彫りにし、官僚が答弁に窮する場面も作り出しました。
そしてその日は念願の長女が誕生。一旦大阪へ戻り、新しい命と対面!小さい体を抱き上げました。もっと一緒にいたかったのですが、翌朝東京へ。というのも、次の質問(12日)は、厚生労働委員会に決まったからなのです。
通常国会で廃案になった生活保護改悪法案の2日目の審議で、厚労委員である小池晃さんのピンチヒッターに抜擢されたのです。格差と貧困に取り組む市民や団体のためにも失敗は許されない質問。生活と健康を守る会で9年間働いた経験と知識をぶつけるしかない!全力で準備に取り組みました。
厚労委員会は予算委員会に次いで注目を集める花形の委員会です。傍聴者も70人を超える中、対決法案でヤジが飛び交う独特の雰囲気の中での質疑。大阪で進められている生活保護の不当な打ち切りの実態を取り上げ、当局は「調べて是正させる」と答弁しました。
質問後、自民党のある有力議員が小池さんに「あんたんとこは、ええのがおるの」と言ってきたようです。僕の人生にとっても議員生活にとっても大きな節目となる一週間でした。
(日本共産党参院議員 辰巳孝太郎 大阪民主新報にて隔週で掲載)