コータローの国会レポート ⑲盛りそばを食べながら(大阪民主新報から転載)
2014年05月18日
うどんとそば。関西ではうどん、関東はそばが主流の文化というイメージがあります。確かに東京のうどんのスープは濃く、関西人には馴染めないといわれています。しかし盛りそばに関しては、東西変わりがありません。
さて、国会の地下にそば屋さんがあります。小さな店舗ですが人気が高く、いつもいっぱいです。時には党首クラスの議員が、取り巻きを連れて来ることもあります。そして何より、盛りそばが240円と財布にも優しい。この店にもうどんはありますが、店内ではほとんどの人がそばを食べています。
店が小さいため、合い席になることがよくあります。先日は民主党の中堅議員と向かい合わせになりました。昼食の席ですから、お互い本音が出ます。その議員は、「集団的自衛権の勉強会をしようとしても、党内には様々な考えの議員がいてまとまらない。共産党さんは勉強会をするのでしょうか?」と聞いてきました。
初め、「勉強会」と聞いてイメージがわきませんでしたが、私は「そもそも、集団的自衛権の行使容認に賛成する議員は、共産党にはいませんし、普段から機関紙である『赤旗』を読んで勉強していれば、勉強会などは必要ありませんよ」と答えました。
するとその議員は、「それが政党のあるべき姿ですね」と言って感心していました。やはりバラバラの民主党では、暴走する自民党にストップをかけることはできないだろうと感じたお昼休みでした。
(日本共産党参院議員 辰巳孝太郎 大阪民主新報にて隔週で掲載)