コータローの国会レポート㉓「平和」の「無駄遣い」(大阪民主新報から転載)
2014年7月13日
7月1日、集団的自衛権行使容認の閣議決定が行われました。日本の平和主義を投げ捨てる暴挙に、国民は全国各地で怒りの声を上げました。 記者会見で安倍首相は「イラク戦争での戦闘に参加するようなことは、これからも決してありません」と述べましたが、米国の戦争に一度も反対したことがないのが歴代政府。説得力ゼロです。 さて、5月15日の安保法制懇の報告書が提出された時の記者会見で、首相は「命を守る」と30分で21回言いました。1分半に1回です。今回、首相は10分ほどの冒頭発言で「平和」という言葉を14回使いました。43秒に一回です。この言葉をこれほど空虚に響かせることのできる人物は他にいないでしょう。ま…続きを読む